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秘め事は月の輝く夜に、あなたと~後宮華談~
第2章 禁断の恋
「王妃の愛した花、山百合だ」
 王妃のことを口にしたその瞬間だけ、王の若々しい横顔に拭い難い翳りが差した。
「仁明王后さまにございますね」
 明香は控えめに相槌を打つ。
 王は愛しげに可憐な花を撫でる。
「不思議なものだな。人は亡くなっても、花は毎年、同じ季節になると、こうしてちゃんと花開く。恐らく予が亡くなったとしても、この花は咲き続け、庭園の樹々は変わらずここにあるのだろう」
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