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秘め事は月の輝く夜に、あなたと~後宮華談~
第2章 禁断の恋
「そなたは先刻、自分の力で生きてゆくと申したが、中殿は、そなたとは違う類の女だった。そう、誰かが側にいて守ってやらねば、風ですぐにも折れてしまいそうに儚げな花のような」
 王は遠い眼で語り、また薄紅の可憐な山百合に触れる。
 ああ、主上は中殿を心から愛し、大切に思われていたのだ。明香はそう思った。
 だが、しきりに何かを思い出すような瞳で物想いに耽る王を見ていると、何故なのか、心がちくりと痛んだ。
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