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愛してるなんていらない
第18章 素直
男ははぁはぁ言いながら全てを出し切ると、私のお腹にモノを擦り付けて拭いた。
「あぁ..良かった..お姉さん、これでお礼はもらったからね。さっき行った方に抜ければ帰れるから。まぁその格好で、だけど。」
そういうとニヤッと笑ってベルトを閉め、横たわる私の腕をほどくと、一瞥して出ていった。
「ふ....ぐすっ..」
とろり....
精液が中から出てくるのが分かる。
どんどん涙が溢れてきた。
(創..創..)
私は何度も創の名前を呼んだ。
ゆっくり身体を起こす。
鞄から携帯をとりだし創にかけた。
(出て..お願い..)
プルルル....プルルル..プツッ
「あっ..そ..」
「只今電話に出ることができません..」
「..うぅ..」
私は電話を切り、床に伏せた。