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双り
第6章 再会
「凜夏ちゃん…ここだよ…。開けるよ…?」

406と書かれたドアの前で立ち止まり、小田君は小声で言った。私が頷くのをみると、鍵を開けた。

「小田君、ありがとう。」

私はそれだけ言うと、部屋に飛び込むようにして入った。
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