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双り
第7章 独り(ひとり)
…起きても何もやる気にならなかった。

……警察に電話して、すずちゃんと面会させてほしいと頼んだが、あっさり断られてしまった。


学校に行く気にもなれない。

それどころか、ご飯も喉を通らなかった。

そんな状況がしばらく続いた。

仲のいいクラスメイトから、私を心配するようなメールが何通か届いたけど…、「大丈夫」と一言返事を返し、それからは、メールも電話も取ってない。
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