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仙境綴~美しき仙界の王と身を捧げる少女~
第3章 第二話~梨羅の姫君~
 その数日後。
 桃華は奧宮の庭をそぞろ歩いていた。奧宮とは即ち後宮の庭園を指す。その日はそろそろ初夏から本格的な夏へと季節がうつろおうとする、暑い昼下がりであった。基本的に、この国の夏は蒸し暑くはない。陽差しはある程度は強くはなるけれど、湿度は低く、気温も三十度前後の日が多い。夏だけに限っていえば、過ごしやすい気候だといえるだろう。木陰へゆけば、吹く風はひんやりとした冷たさを含み、快適な涼しさを体感することができる。
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