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HELP!
第8章 エピローグ
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十何年かに一度という流星群の夜、小さな産院で小さな命が生まれた。
「星が降り始めましたよ!願い事は決まってますか?」
目をキラキラさせた若い看護師の問いかけに、結婚五年目にして待望の男の子を授かった夫婦は、願いはもう叶っていると笑顔で答えた。
「人の親になったのに、願掛けしてる場合じゃないよな…こいつはオレ達が守ってやらなくちゃ」
「ええ、そうね」
「あ、一つだけ頼みがある!…でもそれは星じゃなくてこいつに言わなくちゃな」
「もう!名前が決まってるんだから、ちゃんと呼んでよ」
「…けどさぁこの名前、呼び捨てするのに抵抗あるんだよなぁ」
愛しい妻に睨まれ、夫は肩をすくめる。
「はいはい、わかりました」
十何年かに一度という流星群の夜、小さな産院で小さな命が生まれた。
「星が降り始めましたよ!願い事は決まってますか?」
目をキラキラさせた若い看護師の問いかけに、結婚五年目にして待望の男の子を授かった夫婦は、願いはもう叶っていると笑顔で答えた。
「人の親になったのに、願掛けしてる場合じゃないよな…こいつはオレ達が守ってやらなくちゃ」
「ええ、そうね」
「あ、一つだけ頼みがある!…でもそれは星じゃなくてこいつに言わなくちゃな」
「もう!名前が決まってるんだから、ちゃんと呼んでよ」
「…けどさぁこの名前、呼び捨てするのに抵抗あるんだよなぁ」
愛しい妻に睨まれ、夫は肩をすくめる。
「はいはい、わかりました」