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第2章 夜の帳の中で
孝之に連れられ 初めて義両親に会った日の事が 
昨日の様に思い出させる 
義母の値踏みする様な目と 優しく見つめてくれ 
頷いていた 義父の目は忘れられない一日だった 
義母が孝之が気にいった娘だから と呟いた
言葉の後ろの棘は 今でも時折思い出させる 

佐恵子の父は 中学の時事故で亡く成り 母が一人で佐恵子を育て
佐恵子が 短大を卒業するのを待つかの様に 
過労から患った病で亡くなり 天蓋孤独の身で 
孝之の居る会社に勤め始めた 孝之はそんな 佐恵子に声を掛け
何時しか付き合うように成り 孝之に初めてを捧げ 結婚しようと言われ

義両親の許へ挨拶に行った日の事だった 
結婚当初は別居のつもりだったが 
義母が一緒にと 半ば強引に同居生活が始まった
結婚を機に退職をし 近くのスーパーでパートを見付け
週5日で 働き
後は 家事にと追われる毎日だった 

同居して 初めて知ったのは 
孝之のマザコン振りと 義母の孝之に対する
溺愛に 振り回される日々に
義父は何時も優しく 佐恵子に声を掛けて呉れ 
佐恵子が涙ぐんでいると 済まなそうに
声を掛けてくれる事が 続いていた 

在る夜夫が何時もの様に 体を被せて来た 
口を合わせ舌が入って来る 
乳房を揉み 膣に手を宛て佐恵子が濡れて来ると
膣に肉棒が差し込まれてくる 
膣壁を肉棒が蹂躙し 頭の中に光が灯り
膣の中で肉棒が膨らんだ時 喘ぎ声を上げていた 
夫が眠り 階下のトイレにと 

義両親の部屋から 呻き声が聞こえ
足音を忍ばせ降りていくと 義両親の部屋の襖が僅かに開き
薄明かりが漏れていた

そっと覗いてみると 
義母の太い足を持ち上げ 義父の肉棒が膣に差し込まれている処だった 
思わず目を見開き 覗き続けていた
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