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リヴァイ兵長は選べない人
第3章 狂わせる人
「例えばだ、俺がお前を好きだと言っても、お前は俺の物にはならないだろう?」

リヴァイを後ろ向きにさせて背中にシャワーを浴びせながらナイルは続けた。

「だから俺との事は深く考える必要はねーんだよ」
「…ナイル、お前思ったより大人なんだな」
「思ったよりって何だ、お前よりは大人に出来てるつもりだ、ほら壁に手をつけ」

そう言うとナイルは一旦蛇口を捻ってシャワーを止めた。
言われるがまま、リヴァイは壁に手を付いた。

「さっき中で全部出しちまったからな、出さないと腹痛めるぞ」

手をつかせたまま、リヴァイの腰を少し手前に引く。
そして両手で尻たぶを掴むと、左右に押し広げた。

「ほら、腹に力入れて全部出せ」
「…一人で出来る」
「いいから出せってーの」

ナイルは更にグッと掴むと、親指で赤く色づいた所にグリグリと触れた。
するとそこからプクっと白濁した物が盛り上がるように出てきた。
一つ、二つと溢れ出すと、それは袋を伝い床に音を立てて落ちて行く。

「ん…」

リヴァイは眉をしかめながら腹に力を入れ、こっちを向いている。
次々と白濁したナイル自身の物が溢れ出し、ポタリポタリと落ちて行く。
この光景ですら何とも言えなくなるほど、卑猥でいやらしい気分にさせられる。
再びシャワーヘッドを手にすると、蛇口を捻りそこを流し始めた。

「…後は自分でやる」
「わかった、俺はもう出るぞ。後髪の毛は濡らすなよ」

シャワーヘッドをリヴァイに渡すと、ナイルはシャワー室を後にした。
棚にあるバスタオルを手に取って、頭から被せる。

「…ったく物分りのいい大人でいるのも大変なんだぜ、リヴァイ…」

ナイルはそう呟くと、濡れた髪の毛をいつもより乱暴にタオルで擦りつけた。
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