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第5章 動き出す感情

「そうですか・・・

てっきり僕は、麻未さんはお嬢様で、仕事なんかした事無いのかと・・・

あはは、妄想でしたねｗ」


冬真はすっかり笑顔を取り戻し、麻未の隣に座る。


「お嬢様なんか、程遠いわよ？　主人とも職場結婚だし・・・


私ね？　付き合ってた人、５年以上付き合って、結婚すると思ってたら・・・

他に女がいて、捨てられたのよ・・・・


あぁ・・・言っちゃったわ・・・大サービスね？　フフッ」