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夜まで待てないっ!
第7章 夏の扉



「分かった、そういう事ね。


冬真くん、私が足りない分、出してあげるから、お店出しなさい?」



麻未はとんでもない事を、言い始めた。



「へ?! 麻未さん何を・・・本気で言ってるんですか?!

 こんな大金を僕らなんか半端な人間に・・・」



冬真は、びっくりした顔で、まじまじと麻未の顔を見つめた。



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