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夜まで待てないっ!
第8章 夢のお城



「遅れまして、申し訳ありません!


 今日からここで働かせていただく、神保 栄(さかえ)と申します。

誠心誠意、オーナーのご恩に報いる所存ですので、可愛がってくださいっ!」




そう言うと男は頭を深々と下げ、ゆっくりと顔を上げて微笑みを麻美に返した。





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