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夜まで待てないっ!
第3章 非日常


正木 冬真、と書いた名刺を全員に渡し、

他のスタッフが運んできたビールグラスを全員に配る。


その男の横顔を、麻未はぼーっと見ていた。


(まだ若いわよね・・・綺麗な顔して。

接客って、才能なのかしら?! 別世界だわね・・・)



そんなことを考えながら、アルコールが回ってくるのを感じる麻未。




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