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夜まで待てないっ!
第9章 真夏の珍事


「え・・・マジで?


・・・いやそんな・・・林さんが知り合い・・・まさか」


榊 充は急にオドオドし始め、帰り支度を始める。



冬真は少しにやけながら、スタッフルームのドアを開ける。


「ではまた、歌恋人(カレント)をご贔屓に♪

おーい、恭平っ! VIP御一行様、お帰りだよ~♪」



おどけてフロアに出た冬真は、麻未に振り向き、ウインクを投げる。



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