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夜まで待てないっ!
第9章 真夏の珍事


アルコールのせいか、麻未は何やら胸にこみ上げてくるものを感じ、泣き出してしまう。


(夫が在る身が・・・こんなに・・・切ないっ!

この気持ちに嘘は無いのに・・・現実では私は大ウソつきね・・・許して冬真くん。

それでもあなたへの気持ちに・・・曇りは無いの。


いつでも一緒に居たいよ・・・あなたを幸せにしたいよ冬真・・・あぁ・・・)


枕を涙で濡らし、麻未はやっと眠りについた。





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