この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夜まで待てないっ!
第11章 雪の降る街
(少し落ち着いて今考えれば、本当に神をも恐れない大胆な、罪深い日々だった。
でも、正直な気持ちは・・・本当に楽しくて、生きている実感を味わえた日々・・・
後悔は・・・しない。
でも、一生かかっても、この罪の償いはしていくわ・・・
具体的には何をすればいいのか、今はわからないけどね)
帰った日、母は、麻未の話を黙って聞き、怒りもせずに食事を作ってくれた。
麻未はまたその母の態度に罪悪感を感じ、自分を責めた。
しかし、いったい何が罪なのか? 自分はどうすれば良かったのか・・・
出会ってしまった輝く時間・・・手放す勇気は・・・無かった。
それでも人はそれを罪と言い、罰も与えられるのだ。