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夜まで待てないっ!
第11章 雪の降る街



いつか見せたように、右手を挙げ、拳銃を撃つ真似をして、麻未にウインクを投げる。



(もう・・・ばか・・・今時そんな事するか・・・気障なホストくんw)






泣き顔のまま、麻未は微笑んだ。


優しい香りを残して、ハレーションの中に消えていく冬真。


遠ざかるその背中に、一陣の風が吹く。




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