この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第3章  春の夢 其の参
 お須万は清七の波立つ心を知ってか知らずか、伏し目がちにか細い声で続ける。
「亡くなった時、子どもはまだ八ヵ月の乳呑み児でした。親馬鹿なようですが、可愛い盛りで、私が少しでも傍を離れると後を追って這ってきて泣いたものです。伜が亡くなってからというもの、私は夜毎にどこかから赤ン坊の泣き声が聞こえてくるようになりました。
/924ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ