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花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第4章 春の夢 其の四
 清七はお千寿をそっと抱き上げると、そのふっくらとした頬に自らのそれを押し当てた。
―たった一刻ほどの間だったけど、父ちゃんはお前と一緒にいられて嬉しかったぜ、お千寿。
 恐らく、これが娘と共に過ごす最初で最後の時間になるに相違なかった。
 この娘(こ)を、俺がこの腕に抱くことは二度とない。そう思うと、純粋に赤児を手放したくないという欲求に駆られた。
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