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花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第5章 二つめの恋花 恋紫陽花 其の壱
「あ、ありがとう。お代を払わなくちゃ―」
 言いかけて立ち上がった刹那、お民は眼の前が暗くなったのを自覚した。フラリと身体が傾ぎ、倒れそうになったのを源治が脇から支えてくれなければ、お民はとうに床で身体をしたたか打ち付けていただろう。
「そんなことは、いつだって良い」
 源治らしからぬ低い声で言われ、お民はまた腑抜けたような顔で源治を見上げた。自分が源治の腕に抱かれているのにもやっと気付き、慌てて身体を離す。
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