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花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第7章 恋紫陽花 其の参
 もう、二度とお民を泣かせたりするものか。
 源治の心は、あの場所へと逸った。
 和泉橋へと急ぐ源治の耳に、遠くから風鈴の音が響いてくる。
 そのどこか淋しげな音色は源治の心の琴線に触れ、烈しく揺さぶった。どこかお民のあの泣き顔を思い出させる愛らしい音色に耳を傾けながら、源治は小走りに駆けた。
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