この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第8章 三つめの恋花 桜いかだ 其の壱
 おれんは今、俺に確かにこう言ったのだ。彼女がこれまでの人生の中で一度も出逢わなかった心を持った男、それがこの俺だと―。
 そのひと言は、弥助の心を見事なまでに射貫いた。
 弥助はともすれば震えそうになる己れの指をそっとおれんの細い指に絡める。女の手を握ったのは初めてというわけでもないのに、心が、震えた。視線と視線がぶつかった時、弥助はおれんの瞳の中に自分への無限の信頼をかいま見たような気がした。
/924ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ