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花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第1章 一つめの恋花 春の夢 其の壱
 清七は女を抱え上げ、橋のたもと―川原に運んだ。
 ささやかな流れに寄り添うようにひろがる川原に、枝垂れ桜が一本、植わっている。薄紅色の桜貝のような花びらが、月の光に濡れて冴え冴えと輝いていた。その下に群生する夜目にも鮮やかな黄色の絨毯は菜の花が群れ固まって咲いたものだ。
 その花の褥にそっと女の身体を横たえながら、清七は夢中で女のやわらかな膚をまさぐった。
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