この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第9章 桜いかだ 其の弐 
「こんなことをするくらいなら、どうして来て下さらなかったの? あたしは―ずっと弥助さんを待っていたんですよ。あの若旦那の藤次郎さんがあんまりしつこいから、今年も残り少なくなったし、もうこれで年内は店を閉めようと思ったんです。でも、店を閉めてしまえば、弥助さんが折角おいでになっても、そのまま帰っちまうから、それもできませんでした。あたしは、ずっとずっと弥助さんに逢いたいと思っていたのに! 当の弥助さんは、あたしのことなんか少しも思い出しもしちゃ下さらなかったんでしょう」
/924ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ