この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第12章 山茶花~さざんか~ 其の弐
それで、はじめて生まれた娘に千汐って名前を付けたんだって話を聞いたことがある。おとっつぁんの育った家が浜辺の近くにあって、いつも家の中にいても波の音や、潮の香りがしたって、おとっつぁん、いつも懐かしそうに話してた。浜木綿の群れ咲く海辺に立って、いつまでも潮の香りをかぐのが大好きだって」
 話している中に、熱いものが込み上げた。
/924ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ