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バカな男に私は夢中
第10章 欲望
(まぁ今に始まったことではないけど..)
私はため息をつきそうになるのを我慢して、笑顔で言った。
「いいよ。勉強は一人でできるし、ご飯も適当に作れるから。」
「ほんとにごめんね一!パパにはたくさん服渡しといたけど、いつになるかわからないし、また帰ってくると思うけど..」
「サエも治ったら来てくれるし。ママはいつまで?」
「んークリスマス前後..かな?」
「わかった!じゃあまた帰ってこれる日に電話して!」
「ほんとにごめんね、ありがとう!」
嬉しそうに私を抱きしめると、作っていたサンドイッチを渡された。