パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 欲求

ﾁｭｸ..ﾁｭﾙ..

「むぅ....うう..ん..っ」

部屋の中に私の声と唾液の絡み合う音が響く。

（勉強..する所..なのに..）

そう考えながら、むしろ余計にそれが羞恥心を煽る。

ﾁｭｸ....

ゆっくり唇を離すと私を見つめ、また近づいてきた。

身構えていると、唇は逸れて耳に触れた。
「はっ....」

ゾクゾクとして思わず震えると、ためらいがちに舌を耳に沿うように這わせる。

ﾍﾟﾛ....

「はん...だめ..さいと..くん..」

拒否しようと伸ばした手はあっさり掴まれてしまった。

すると中に舌がゆっくり入ってきた。

ﾁｭｸ..ﾁｭﾙ..

ワザと唾液の音を聞かせるように舌を出し入れされる。

鼓膜に直接響く音と、背筋を走る感覚に身悶える。