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バカな男に私は夢中
第15章 愛欲

「なぁ百合ちゃん....今日....あかん..?」

「ん....」

私はうっすら目をあけて斎藤を振り返った。

「イヤやったらいいけど..俺..」

見つめる斎藤の首に手を回し、小さく呟いた。


「ううん....いいよ....私も斎藤くんとシたい....」

「百合ちゃん。」

顔を離してキスをすると、斎藤が立ち上がり、イったばかりの私の身体を支えて浴室を出た。
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