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バカな男に私は夢中
第15章 愛欲

「もう..もうええか..百合ちゃん..?」

「ふあっ..え..?」

指をゆっくり引き抜くと私をみた。

「..入れたい....百合ちゃんの中..」

「ん....うん..いいよ..」

私が頷くと、ベッド脇の引き出しから何やら取り出し、早々袋をあけた。

(あれが...ゴム..はじめて見た....)

それを手に持ったモノにかぶせる。

恥ずかしさよりも、興味深々で見ていると斎藤が照れながら私を見た。

「そんな見んといて?」

「..ご、ごめん..!」

目を逸らすと、斎藤がすっと覆い被さる。
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