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バカな男に私は夢中
第18章 惜別
それはあまりに突然の別れだった。

お互いに何かと忙しくなった私たちは連絡の頻度が格段に減った。

まず毎日の電話やメールは勿論週に一度あるかないか。

月に一度会えればいいほうだった。

会えば幸せだけど..何となく一年以上たっていた私たちはこの状況に安心しきっていた。

(これが俗に言うマンネリか..?)

対して、大学では本来の自分を昔のように出せるようになってきていた私は、楽しくて仕方なかった。

咲と創の前では素でいられた。

咲の過去を知って、創も私も驚きはしたものの、受け入れて見守っていた。
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