この作品は18歳未満閲覧禁止です
バカな男に私は夢中
第19章 出会
私の言葉に賢治が目を見開いた。
「待って..百合ちゃん、どうして香澄のこと知ってるの?」
「....別に。いいじゃない。探ろうと思って調べたとかじゃないわよ。」
私がため息をつくと険しい顔になった。
「そんなことどうでもいい!..それより、今付き合ってる人いるよね?」
「....は?」
質問の意味が分からなかった。
「この間、俊介に会っただろ?あの日、手繋いでたって聞いた奴。」
「あぁ..違うよ、ただの友達。お互いそういう感情ない。」