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バカな男に私は夢中
第19章 出会
(な、なに!?)
恐怖に固まっていると、そのまま部屋を出て階段を下りだした。
「け、賢治くん!」
「あらお客様お帰..ゆ、百合さん!」
奥から出てきたサエが驚いてかけよる。
「ちょ、ちょっと!お嬢様になにを..!」
「サエさんでしたっけ?百合さん明日まで預からせてください。」
「何をバカなことを..!」
怒りだした彼女に私は慌てて付け足した。
「だ、大丈夫だから..賢治くんも!自分で..歩けるから。」
私が言うと 逃げ出すなよ、とそっと下ろした。