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バカな男に私は夢中
第1章 回想
私は伏見百合。
彼氏とはまぁいろいろあって、約5年交際していたりする。
俊介との出会いは予備校だったー
(どうしょう....成績下がってる..)
私は教室のすみで手渡されたばかりの成績表を握りしめた。
(お母さんに怒られる..)
私は小さく溜め息をついた。
「....でな、ほんま、昨日のアイツおもろすぎて..」
(うるさいな..)
私はチラッと 声の主を見た。
いつも教室で人に囲まれて話してる男。
(確か斎藤俊介..)
ただでさえも悩んでるのに、明るい関西弁を聞いているといつも腹が立つ。