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バカな男に私は夢中
第4章 衝撃
「あら百合さん!どうされました?」
「体調が悪くて..授業受けれなそうだから今日はもう帰ってきたの..」
驚いて迎えに出てきたサエをチラリと見ていうと、階段に足をかけた。
「顔色が悪うございますね..なにか暖かいものをお持ちしますね。」
「うん、ありがと。」
心配そうなサエを振り返っていうと、私は部屋に入った。
ベッドに潜りこむ。
「..最悪なもの見ちゃった..」
私は天井を見上げて呟いた。
そして目を閉じすぐに開いた。
「あ、メガネ外さなきゃ..」
そう思い手をやる。
「え..メガネ..!」
私はガバッと起き上がった。
(..そういえば保健室を慌てて出てきた時に、外したまま..!)
私はあぁ..と脱力し倒れこんだ。
(本当に最悪..明日はマスクで隠すしかない..)
そう思いながらいつの間にか眠っていた。