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恋する妻
第7章 悠と…しちゃった
「悠の熱、完全に下がってた」
郁は悠の箪笥を探し、新しいブリーフとTシャツを見つけました。そして悠にそれを着せると、カーテンを閉め部屋の明かりをつけました。その瞬間、悠が少し顔をしかめました。

「悠に、大丈夫って…そしたらやっと、目を覚ましたの」
急に明るくなり、悠はやっと目を覚ましました。郁を見ると一瞬、なぜかわからない顔をしました。しかし次の瞬間、自分がインフルエンザになったことを思い出しました。それから郁に、病院に連れて行った貰ったことも…。そして郁が訊ねると、素直に喉が渇いたと返事をしました。郁はホッとしながら、台所に向かいました。

郁は冷蔵庫から自分が作った麦茶を出すと、一緒にコップを持って戻りました。悠は布団から起き、ベッドに腰掛けていました。郁が着替えさせた白いTシャツと、黒いブリーフから長い手足が覗いていました。郁はベッドの中の悠を思い出し、また身体が火照るのを感じていました。

「悠は全然覚えてないの?」
「たぶん…覚えてなかったみたい」
「たぶん…?」
郁は今も、その日のことを悠に伝えていません。その時、悠はまだ頭がぼーっとしているようで、自分がブリーフ姿であることすら、気付いていませんでした。

「悠、お腹も減ったって」
昼に作ったお粥を出すと、悠はペロリと平らげました。その姿をみて、郁は心から安心しました。郁はまた、悠に対する母性が強くなりました。しかし同時に、異性を感じ始めていました。それはもう、止めようのない事実でした。

「その夜?」
「悠との初めて?違うよ…」
「じゃあ、初めて悠としたのは?」
郁は返事をせず、僕に覆いかぶさりました。そして小さく縮ったままのものを右手で愛撫しながら、郁は僕の耳元に熱い息を吹きかけました。

「ホントに聞きたいの、お兄…」
「お兄じゃないよ、悠だよ…お姉」
「…そうだった」
僕たちは今までの「あそび」を思い出しました。その「あそび」は、ふたりの興奮を更に高めていました。そして身体を離すと、郁は体勢を変えました。小さいままの僕を咥えると、郁は僕の顔に跨りました。脚を広げると、濡れたあそこを僕の目の前に晒していました。

「悠、舐めて」
僕は郁のお尻をつかむと、あそこを広げました。そして無言のまま、郁のあそこに舌を差し入れました。

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