この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
こころから
第29章 久美子14
そんなの絶対に嫌だ、と思っている自分と、
それでも構わない、と思っている自分。
どっちが私の本音なのだろう。
坂井くんを好きになればなるほど、
自分の年齢が重くのしかかってくる。
彼との歳の差に押し潰されそうになる。
坂井くんに抱かれた日から、五日経った。
その五日間、彼からのメッセージは何もない。
別に待っているわけじゃないけど、
何も言ってこないのってどうかと思う。
今日になって誘ってきたけど、
きっと五日経ってまた溜まってきたからだ、って思ってしまう。
それくらいにしか、私を見ていない。
坂井くんを動かすのは性欲だけだ、って。
それでも構わない、と思っている自分。
どっちが私の本音なのだろう。
坂井くんを好きになればなるほど、
自分の年齢が重くのしかかってくる。
彼との歳の差に押し潰されそうになる。
坂井くんに抱かれた日から、五日経った。
その五日間、彼からのメッセージは何もない。
別に待っているわけじゃないけど、
何も言ってこないのってどうかと思う。
今日になって誘ってきたけど、
きっと五日経ってまた溜まってきたからだ、って思ってしまう。
それくらいにしか、私を見ていない。
坂井くんを動かすのは性欲だけだ、って。