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My Godness~俺の女神~
第14章 ♣永遠の女神♣
その際、大家に挨拶に行き、念のためにと次の落ち着き先として網元の家の住所を告げておいたのだ。だから、本来は悠理の居場所を知るはずのない柊路が知ったに違いない。
郵便局にも転居届けを出しておいたが、転送されてきたのなら、ここの住所が最初から表書きに記されているのはおかしい。
悠理はもう一度、写真を見た。赤ん坊の名は理乃というのだろう。誰がつけたのかまでは判らないけれど、紛れもなく悠理の血を分けた娘に、悠理の名の一字が入っていることに悠理は気づいていた。
郵便局にも転居届けを出しておいたが、転送されてきたのなら、ここの住所が最初から表書きに記されているのはおかしい。
悠理はもう一度、写真を見た。赤ん坊の名は理乃というのだろう。誰がつけたのかまでは判らないけれど、紛れもなく悠理の血を分けた娘に、悠理の名の一字が入っていることに悠理は気づいていた。