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My Godness~俺の女神~
第3章 ♯Vengeance(復讐)♯
そうやって、いつまでもうじうじと内に閉じこもっていても、前には進めないだろうが。世の中には乗り越えたくなくても乗り越えなくてはいけないことがあるし、認めたくなくても認めなくちゃいけないことがあるんだ」
「ああ、お前の言うとおりだ。確かに早妃が死んだ時、俺の人生の時間は止まった」
悠理がうつむくのに、柊はすかさず言った。
「だからこそだ、その止まった時間をもう一度、流れ始めるようにするには早妃さんの死という大きな試練を乗り越えなくてはならない。それくらいは悠理にだって判るだろう」
「ああ、お前の言うとおりだ。確かに早妃が死んだ時、俺の人生の時間は止まった」
悠理がうつむくのに、柊はすかさず言った。
「だからこそだ、その止まった時間をもう一度、流れ始めるようにするには早妃さんの死という大きな試練を乗り越えなくてはならない。それくらいは悠理にだって判るだろう」