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My Godness~俺の女神~
第4章 ♯Stalker(忍び寄る影)♯
「何かあったのか?」
探るような声に、実里は思わず笑い出したくなった。潤平は実里が心配というよりは、実里を沈ませている問題が自分にまで波及しないかどうかの方が気になるのだ。
その心情がもろに顔に出ている。
そんな彼の様子を見ている中に、三日前に逢った柊路の顔が自然に浮かんでいた。
ホストクラブ勤務だとか、ドラックなど日常的なことで珍しくはないと語っていた。話だけ聞けば、今までの実里なら避けて通り過ぎていたような世界の人だ。
探るような声に、実里は思わず笑い出したくなった。潤平は実里が心配というよりは、実里を沈ませている問題が自分にまで波及しないかどうかの方が気になるのだ。
その心情がもろに顔に出ている。
そんな彼の様子を見ている中に、三日前に逢った柊路の顔が自然に浮かんでいた。
ホストクラブ勤務だとか、ドラックなど日常的なことで珍しくはないと語っていた。話だけ聞けば、今までの実里なら避けて通り過ぎていたような世界の人だ。