この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
My Godness~俺の女神~
第4章 ♯Stalker(忍び寄る影)♯
「スーツも濡れてしまったし、着替えたい。ホテルに着く前にどこかの店で使い捨てにできるような服を買えば良い」
「潤平さん、ホテルって」
実里は予期せぬなりゆきに狼狽えながら問う。
「俺は今まで実里を少し大事にしすぎた。実里が結婚するまで待ってくれって言うから、キス以上はしなかったけど、そろそろ次の段階に進んでも良い頃合いじゃないのか、俺たち。むしろ、八年も付き合いながら、いまだに実里を一度も抱いていないなんていう方が不自然なんだ」
「潤平さん、ホテルって」
実里は予期せぬなりゆきに狼狽えながら問う。
「俺は今まで実里を少し大事にしすぎた。実里が結婚するまで待ってくれって言うから、キス以上はしなかったけど、そろそろ次の段階に進んでも良い頃合いじゃないのか、俺たち。むしろ、八年も付き合いながら、いまだに実里を一度も抱いていないなんていう方が不自然なんだ」