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My Godness~俺の女神~
第5章 ♯Detection(発覚)♯
「あ、あの。私」
身に憶えなんてありません。
実里が口を開く前に、医師は淡々と告げた。
「妊娠されたのは四月半ばでしょう。今、三ヶ月です。出産予定は来年の一月ですね」
「―」
烈しい衝撃が実里を貫いた。
妊娠したのは四月の半ば―。
医師の宣告がリフレインする。溝口悠理にレイプされたのは丁度、その時期だった。忘れもしない四月十六日の夜だ。
「大丈夫ですか?」
四十歳くらいの女性看護士が優しく顔を覗き込み、実里は辛うじて頷いた。
身に憶えなんてありません。
実里が口を開く前に、医師は淡々と告げた。
「妊娠されたのは四月半ばでしょう。今、三ヶ月です。出産予定は来年の一月ですね」
「―」
烈しい衝撃が実里を貫いた。
妊娠したのは四月の半ば―。
医師の宣告がリフレインする。溝口悠理にレイプされたのは丁度、その時期だった。忘れもしない四月十六日の夜だ。
「大丈夫ですか?」
四十歳くらいの女性看護士が優しく顔を覗き込み、実里は辛うじて頷いた。