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My Godness~俺の女神~
第5章 ♯Detection(発覚)♯
「弁解をするつもりはないが、これだけは聞いてくれ。お前にこの前―四月に逢った時、俺はお前に言った。俺のものになってくれと。だが、お前は頑としてはねのけ、俺を拒絶したんだぞ? 実里、俺だって男だ。八年もの間、待ち続けて更にお預けを喰らわされて、平気でいられるとでも思うのか?」
実里は乾いた声で言った。
「じゃあ、たった今、私が見たあの光景は、すべて私のせいだというの? 私があの時、あなたとホテルに行かなかったから?」
実里は乾いた声で言った。
「じゃあ、たった今、私が見たあの光景は、すべて私のせいだというの? 私があの時、あなたとホテルに行かなかったから?」