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My Godness~俺の女神~
第1章 Prologue~序章~
女性客は、夕方から雨だと言っていたが、そういう俺自身も傘は持ってきていない。まあ、ついでにこの千円で俺のビニール傘も買わせて貰おう。たかだかビニール傘を買うのに千円札をよこすくらいだから、おつりがなくても、文句は言わないだろう。
大体、そんな金銭感覚の正常な女なら、真昼間から家族に内緒でホストクラブなんかには来ない。
フロアまで出ても、そこには人はいない。いつものようにホストたち全員のパネル写真がズラリと並んでいるだけだ。
大体、そんな金銭感覚の正常な女なら、真昼間から家族に内緒でホストクラブなんかには来ない。
フロアまで出ても、そこには人はいない。いつものようにホストたち全員のパネル写真がズラリと並んでいるだけだ。