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My Godness~俺の女神~
第2章 ♯Accident(予期せぬ出来事)♯
得意の英語を活かしたいと思って入社を希望したのに、二年目で早々と総合職から受け付け嬢に回されてしまった。会社の顔といえば聞こえは良いけれど、所詮は単なるお飾りにすぎないのは誰の眼にも明らかである。
―君の容貌からすれば、やはり、ここが最もふさわしい居場所だよ。ま、一つ頑張ってくれたまえ。
上司は実里の肩を叩いて慰めるような口調で言ったが、あれは〝君は役立たずだ〟と宣告されたも同然だった。