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My Godness~俺の女神~
第13章 ♣海ほたる舞う夜♣
朝の出来事も忘れ、悠理はつい口にしていた。それほど今夜の眞矢歌は綺麗だ。いつもは清楚な印象が強いが、今は清楚な中にも、しっとりとした大人の女の色香が滲み出ている。
これはまずい。二度、惚れてしまいそうだ。
艶姿に見惚れていた悠理は慌てて眞矢歌から眼を背けた。
「悠理さんに、ここからの眺めを見せたくて」
眞矢歌はうっすらと微笑んだ。
「綺麗だね。眞矢歌さんも海ほたるも」
悠理は視線を海に向けたまま言った。