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My Godness~俺の女神~
第14章 ♣永遠の女神♣
素直に柊路に感謝し、子どもの幸せを祈れるようになった。たとえ遠く離れていても、血の絆は絶てるものではない。これから先、父子と名乗り出ることはなくても、実里の生んだ子どもは悠理のただ一人の我が子なのだ。
だからこそ、悠理は遠く離れたこの町から、我が子の幸福を祈ろうと思う。この世のどこかに、自分の血を分けた我が子が生きている―、そう思うことが、これからの自分を支えてくれるに違いない。我が子は知らなくても、自分だけは知っている。
だからこそ、悠理は遠く離れたこの町から、我が子の幸福を祈ろうと思う。この世のどこかに、自分の血を分けた我が子が生きている―、そう思うことが、これからの自分を支えてくれるに違いない。我が子は知らなくても、自分だけは知っている。