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貴方に染まる
第6章 Ⅵ
俺ももう我慢できないな…。
ぐったりしている華の頭の下にある腕をゆっくり抜いて、ワイシャツを手早く脱いだ。
ベルトに手を掛けながら華の顔を見ると今にも眠ってしまいそうだった。
「華、まだ寝ないで」
声をかけても反応しない。
それどころか瞼が少しずつ下がっていく。
ここで寝られたら生殺し……。
「んっ……」
苦しくならないようにキスをして、片手でベルトを外し、もう片方の手で華の体を撫で回した。
一度イッたからか、脇腹を撫でるだけで体が反応する。
感度は良い方だと思う。