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嫌いな男
第5章 秋永家(リビング)
「そんな事よりお前、ちゃんと娘と話したか?これは真面目に担任教師として言うが、秋永の援交は本人が言うようなセックスへの好奇心だけじゃないと思うぞ?」


翔子は、言われるまで梨花とあの件について何も話し合っていないことに気付かなかった自分を恥じた。
内緒にすると約束したことで全て終わったつもりになっていたのだ。



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