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第10章 逆恨み

「お前なんかにホテルなんて勿体なかった…青姦で十分だったんだ！くそッくそッ」

「ふ…うぇ…いやぁ」

梨花の精神が限界に近づいた時、声がした。

「誰かいるのか…？」

表に置きっぱなしの自転車が見つかったらしい。

ハッとして顔を上げた熊吉は
膝まで下ろしていたズボンをあげて立ち上がった。
そして声のしたのと反対側へ走って逃げていった。


「いたら返事を…ッ!?お、おい！君、しっかりしろ！」

発見された時、梨花は気を失っていた…