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嫌いな男
第19章 アオイ
「す、すみません!驚かせるつもりじゃなかったんです!すみません」


ものすごい勢いで頭を下げたのは、気の弱そうな眼鏡をかけた若い男だった。


「わ、私に、なにかご用ですか?」

「はい、あのぅ…高梁葵さんのお友達ですよね?」



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